|重要|活動に関するご連絡
私たち、一般社団法人青少年情報科学実践機構は、能登半島に位置し北陸地方の幼児から高校生までの若い世代へのICTの可能性を感じてもらう活動を推進し、デジタルリテラシーの向上に努めてきました。
しかし、この度の能登半島地震により、私たちの直接的な活動は残念ながら一時停止せざるを得ない状況になりました。
この地震は、多くの家庭、学校、そして地域社会に甚大な影響を与えています。
しかし、私たちはここで立ち止まるわけにはいきません。
困難な時こそ、私たちの技術と経験が必要とされるときです。
そこで、私たちはデジタルボランティアによる新たな支援活動を開始することを決定しました。
この活動は、長期にわたる当面の間において被災地の復興支援を目的とし、全国からのデジタルボランティアの力を結集します。
デジタルボランティアとしての活動には、災害情報の収集・分析、オンラインでの広報活動、遠隔教育支援などが含まれます。
また、震災により元の経済活動が行う事が出来なくなった方に、ネットを利用した方法への切り替えのサポートなども行います。
これらの活動を通じて被災地において本来の活動であった子どもたちが学びの機会を失わないよう、また地域社会がデジタル転換により迅速に復興できるよう、私たちは尽力します。
具体的には、地震の影響を受けた地域の現状やニーズを把握し、それに応じたことをデジタル手段で提供します。
また、オンラインでのコミュニケーションチャネルを活用し、被災地の人々との連携を図ります。
私たちの活動は、単に情報を提供するだけでなく、被災したコミュニティが自らの力で立ち直るための支援を目指します。
この新たな挑戦は、私たちだけの力では成し遂げられません。
全国のデジタルボランティアの皆さんの協力が不可欠です。一人ひとりのスキルや知識が、被災地の復興と子どもたちの教育継続に大きな影響を与えることでしょう。
一緒に力を合わせ、この難局を乗り越えましょう。
私たちが目指す
3つの未来
能登半島のような過疎化が進む地域での災害は、単なる物理的な復旧以上の課題を私たちに突きつけています。
本来、復興とは元の状態に戻すことですが、過疎化が進み、わずかな高齢者しか残っていない集落を以前の状態に戻すために莫大な資金を投じるのは現実的ではありません。
私たちは、こうした地域の現状を理解し、新しい視点での復興を目指しています。
1
新しい復興のビジョン
私たちの目指す”復興”とは、物理的な復旧とはまた違う側面で行います。それは、元々過疎高齢化による消滅可能性地域での災害復興であるため、ある程度物理的に元に戻すだけでは危機的状況には変わりません。そこで、デジタル技術も活用した新しい地域づくりによって”笑顔を取り戻す事”が我々の復興です。つまり、地震で失われた過去の遺産を物理的に再建するのではなく、デジタルを基軸とする生活へと地域を生まれ変わることで、新たな価値を創造することを目指します。
2
地域の文化と伝統の継承
”能登に住み続ける事”には理由があります。それは、この地における住所とは寝泊りの位置を示すものではなく、人間としての属性を示すものである。という事です。その理由は、異常なまでに突出した日本一の地域性として、千年以上続く物も含む伝統的な神事(お祭り)が年間1,000をゆうに上回る頻度でこの狭い範囲で行われていることに由来します。そう聞くと異常だと驚きませんか?この地域の文化的アイデンティティは深く、住民の所属意識は神社と密接に結びついています。私たちは、この独特な文化を尊重することを重視します。
3
サイバー空間での新たな可能性
物理的な人口減少や集落の消失は避けられないかもしれませんが、デジタル化によって地域は新たな形で存在し続けることができます。私たちは、地域の歴史や文化、人々の物語をサイバー空間に記録し、世界に向けて発信することで、地域の新たな未来を切り開きます。
実現に向けた4つの施策
災害デジタルボランティア募集
リモートでも協力いただける方を災害デジタル ボランティアとし、の登録と依頼を行えるようにします。
個人や法人がデジタルボランティアとして登録し、地域のプロジェクトに参加できるプラットフォームを設置。例えば、各種専門知識、ウェブ開発、データ分析、デジタルマーケティングなどのスキルを持つボランティアが、地域のプロジェクトに貢献できます。
災害支援オンラインマッチング
助けを求める人々と支援者を繋ぎ、直接双方にメリットがある形で情報をお届けします。
地域の住民や事業者が必要とする支援をオンラインで投稿し、適切な支援者とマッチングします。何に使われるかわからない義援金に抵抗がある、特定の分野の企業や教育支援、健康管理、生活支援などのニーズに応じたボランティアがしたいという方へ。
デジタル教育ワークショップ
デジタルの利便性は目では見えません。そのため地域住民のデジタルスキル向上のためのワークショップを検討します。
※順次進捗を報告します(春以降)
バーチャルツアーとイベント
地域の文化や伝統が豊富ながら、ネット上には一部しかその存在がないためデジタル化し広く伝えます。
※順次進捗を報告します(夏以降)
あなたの支援が力にになります
震災前の活動概要
- 2023.11 銀河の里キゴ山 プログラミング体験会
- 2023.2 富山市立新庄中学校 講演 AI躍進と将来のIT業界
- 2022.11~ 金沢市立花園小学校など 数校にて校内タイピング大会開催
- 2022.11 金沢市教育委員会公開研究会講師
- 2022.2 富山市立新庄中学校 講演 IT業界の仕事とは
- 2021.4~ 金沢市立馬場小学校スクールサポーター
- 2020.11 いしかわこどもの未来創造まちづくり事業 残そう私たちの郷土文化
- 2020.1 ロボカップジュニア北信越ブロック富山ノード大会初開催
- 2019.8 スタディーフェスタ 夏のプログラミングワークショップ マイクロビット編
- 2019.8 スタディーフェスタ 夏のプログラミングワークショップ ロボットプログラミング編
- 2019.8 ARプログラミングを体験しよう!
- 2019.8 プログラミング寺子屋in光念寺
- 2019.8 ロボレーブ福井 初開催
- 2019.7 ロボレーブ富山
- 2019.2 コンピューターサイエンス教育
- 2019.2 KNBいりふねこども館プログラミングワークショップ
- 2018.12 ロボレーブ富山 初開催
通年